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病は気からは絶対にホント!

Eちゃんの検査

私の小さな会社のパートさんの1人であるEちゃん。
歳は私より1歳下で、年齢的に私同様、50肩になってみたり、閉経を迎えてみたり、老眼になってみたりと、同じ様な症状に悩まされています。

お互いにお互いの身体を労ったり心配したりして、心強い大切な存在です。

さて彼女が健康診断で引っかかってしまって、再検査に…

内容的には、例えば発症したとしても、上手く付き合っていけば大丈夫な病気。

と、能天気な私はかなり楽観的な考え方をしてしまうのですが、Eちゃんは心配し過ぎて、ドーンと落ち込んでしまいました。

心配の余り、食欲がなくなって体も細くなり、ジムに行く気力もなくなってしまって、病気と判定される前にもう病気になってしまっている状態。

結果、再検査したら特に病気ではなかったという結末で、ホッとしてモヤモヤしていた気持ちも晴れ、頭痛もなくなったとのこと。

Eちゃんたら、死ぬ時はあみちゃんにいて欲しいとか思っちゃった。(涙ながらに打ち明けられてしまいました。嬉しかったです。)
なんて家族と同じ立ち位置に昇格させてもらったようなお言葉を頂いてしまったんです。

とんでもない病気だったら、私の出せる力全てを向けて、名医を探して、どこまでも連れて行くつもりでした 笑

話が逸れてしまいましたが、診断を受けてお医者さんに、大丈夫ですよって励まされるだけで、心も体も軽くなったりします。
Eちゃんの例もですが、私も実体験があります。

お医者様の言葉は特効薬だと思う

私の家の近くに大変繁盛している病院があります。

いつも混んでるので、私はあえてか行かない様にしていたのですが、ある時朝から何だか息苦しくて、終業まで我慢してその病院に行きました。

血圧も爆上がりしていて、息も苦しくてなんか悪い病院なんだろうななんて半ば諦めの様な境地で行ったのですが、一通りの検査をして先生に診断して頂いた時に

「とっても元気な心臓ですよ。大丈夫。」

「ホントですか?血圧も今まで見たことの無い数値だったんですが…」

「ここのはちょっと高く出たりもするからね。気にしなくて大丈夫。」

「よかったです〜(T ^ T)」

「失礼なんだけど、年齢も僕と同じなんだよね。僕も色々あるよ。忙しすぎたりしても、良くないし、年齢的な部分もあると思う。もしも、続く様だったらまた,来て下さい。多分大丈夫。」

にこやかに安心させてくれる優しい笑顔。
迷いの無い診断

もちろんこれで私は心身共に症状も落ち着き、ぱ~っと晴れやかに!

少しの間ゆったりしたペースで仕事をしようと、生活を改善して、特にその後その症状で先生にお世話になる事はありませんでした。
そして、この病院がなぜこんなにも人気な理由が良~く分かりました。

これだけだと何だかテキトーな先生の様に思われてしまうかも知れませんので、娘のケースも書こうと思います。

高校生の娘が朝から
「何だか口の下辺りが痛い。」

「いつから?」

「昨日辺りから。」

そんなところ痛くなるかな?
歯が痛いわけでもなく、唇の端の斜め下辺りが痛いと言うので、なんか得体の知れない悪い病だったら怖いなと思ったので、あの病院に連れて行きました。

先生は一通り、喉をみたり、扁桃腺の辺りを摩ったり、幾つか質問をしたりした後に

「お顔とかマッサージしたりする?」

「あ、え?はい。します。」

「僕もね、顔を指とかペンとかで押しちゃうんだよね。気持ち良くて。で、痛くなるの。ごめんよ。僕みたいなおじさんと一緒にしちゃって。」

なるほど〜!
娘は何だか美意識が高くて、リンパマッサージだの、小顔マッサージだのよ〜くやってるんです。

その事を私が告げると。

「それはとても良い事だね。でも、やりすぎは良くないから、優しく触ってね。」

この時私は心の中で「スゲ〜!」と叫んでいました。

痛みの原因を的確に診断。
痛みの原因となったマッサージを否定するわけでもなく、娘の美意識の高さも褒めてくれて、ちょっとしたアドバイスをくれたのです。

凄いなぁ。
これぞ名医だ。

もちろんお医者様の診断通りだったようで、小顔マッサージをお休みしたら娘の症状は治まったのでした。

私は原因が分かると心穏やかにその痛みや症状が治まる事を待つ事が出来ます。きっと皆さんもそうじゃないかと思います。

わからない事への恐怖は、更に症状を悪化させてしまうことさえあります。

本当にあった呪いを信じたがために命を落としかけたお話

何処かで聞いた内容なので、ザックリとした内容となりますが、
あるお医者様のところに衰弱した男性が来て、様々な検査をしたけれど、全く原因が分からず、どんな処置を試みても一向に良くならず、今日明日にでも亡くなってしまいそうな程悪化してしまった時に、その男性の奥様がお医者様にある事を告げました。

「主人は某宗教の崇拝者ともめていて、その崇拝者に呪いをかけられてしまったのです。」

お医者様が詳しく聞いてみると、墓の前に呼び出され、「お前に魔法をかけた。お前は死ぬ。これを誰かに話せばお前だけでなく、家族にも呪いがかかって死ぬだろう。」と言われ得体の知れないものを浴びせられたとの事。
その直後から男性はどんどん衰弱してしまったというのです。

お医者様はどうすれば男性を救えるか考えた末に翌日男性に嘔吐剤を飲ませました。
男性の吐いた吐瀉物の中にカエルの干物を混ぜて


「これがアナタの体の中で暴れていたのだ。もう、何も心配する事はありません。アナタは治ります。」

こう告げると、男性はみるみるうちに回復し退院して行ったそうです。(実話だそうです)

他にも自分が末期の癌だと勘違いして、衰弱し本当に数ヶ月で亡くなってしまった話も聞いたことがあります。

パニック障害を乗り越えたお話

私のもう一つの体験なのですが、メニエールを発症した時、超高速回転する目眩を初めて体験しました。
それまでの私は何でも気合で乗り切れると固く信じていましたし、またそう出来ていたので、この超高速回転の目眩を体験して、気合ではどうにもならない事がある事にショックを受けました。
そして、世界がぐるぐる回って、強い吐き気がすらこの症状がとても怖かったのです。
治ってからも、一月程体がふわふわして、車酔いのような嫌な状態は続いていました。

ここも気合で何とか正常運転をしたいと、いつもと変わらない生活を心掛けるようにしていて、まだ少しふわふわしている時に美容院でカットとカラーリングの予約をしました。

行くまでは問題無かったのですが、カウンセリングを待っていた時にふと「ここで、目眩したらどうなるんだろう?」と考えてしまったんです。
そしたら、手足がカタカタと震えて、息苦しくなってしまいました。


え?死ぬやつ?とか思っていた時に、店員さんに声をかけられて何とか我にかえれました。

え?
何今の?
(◎_◎;)

その後も地下鉄に乗車しようとした時に「ここで、目眩したら、途中で降りれないからヤバいよね。」と思った瞬間また手足がカタカタして息が苦しくなって

うわ?これまたきた(;゚Д゚)
とりあえず、乗るのをやめて、駅員さんに具合が悪い旨を告げて、外へ出ました。

落ち着いた時に
何だよ。これ、パニック障害じゃん💢と、自分にイラっときて、そしてがっかりしました。

すご~く不便。面倒くさい。こんなの頻繁に起きてたら、普通の生活が出来ないし、出かけるのさえ怖くなってしまいそう。

その後も髪の毛を洗ってシャンプーでアワアワしている時や、乗車したら次の駅まで下車できない地下鉄など、こんな時に超高速回転な目眩が起きたら大変そうだって考えた時にパニック障害が起きるのだと考察。

色々と調べていくうちに、私の場合、私に問題があるという事がわかりました。そうです。私がトリガーを引いていたんです。

自分の健康に自信を無くして、目眩が起きたら大変じゃない?ってシチュエーションで、自分を追い詰めて、パニック障害を引き起こしていたのです。

パニック障害を起こしている時は、死ぬんじゃないかというくらい辛いけど、死んだりしません。
という内容の書籍やYouTube動画がたくさんあって、自分自身が自分を追い詰めているだけで、死なないという事を自分に言い聞かせました。

そして、あの時の激しい眩暈がとても怖かったという事がトラウマのようになってしまっただけなんだとも自分に言い聞かせました。

悪い病気がその症状を引き起こすのではなくて、自分自身の恐怖心が原因なんだと…

この考えにたどり着いて気持ちはとても楽になりましたし、その症状が出そうな時はゆっくり呼吸を,する事に意識し、呼吸をゆっくりする事に意識を集中する事で、カタカタする寸前で症状が治るようになり、その後パニック障害は起きていません。

今回何が言いたかったのかと言うと。
病気かも?という気持ち、死ぬかも?と言う気持ちが事を悪化させてしまうと言う事です。

誤解だろうと、自分がそう思ってしまうと、体が反応して病気になってしまったりするのは身をもって経験しました。

体調に不安な時は、安心して身を任せられるお医者様に診て頂いて、痛みや不調の原因を探して貰い、早めに対処する事が大切だと思います。

いつも良い結果ばかりではないだろうと思われる方もいらっしゃると思いますが、病気による死には、死ぬまでの準備期間が有ります。

私は最愛の人を突然失った経験があるので、事故や、殺人などで、意図せず準備も出来ず、大切な人達にお礼も言えずに死ぬ事の方が恐ろしいと考えています。

だから、不安なまま体調不良を,放置することはありません。
自分の体の不調は直ぐにお医者様に診て頂いて、不安を解消するように努めています。

自分で自分の寿命を縮めてしまわないように。

もし、今このブログを読んでくださっている方で、気になる症状があるために、不安な気持ちで過ごしている方がいらっしゃったら、直ぐに病院に行ってください。

今はネットで評判がよいお医者様を探すことが出来ます。

特に私のような更年期を迎えるようなお年頃の方は、体が古くなってきているので、その症状に沿って病気ではなくてもメンテナンスする必要があったりします。

また、悪化させないために、これ以上悪くならないために、予防したり、お薬で劣化速度を遅くしたりする必要もあります。

健康で長生きをするためにも、心も体も健康でいるためにも、モヤモヤする気持ちのまま過ごすのはよくないので、勇気と行動力で、病院に行き、診察を受けてください。

最後まで読んでくださって有難うございました。

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